こんにちは!BEYOND熊本店です!
最近の耳にしたSIBOという腸内環境についてご存知でしょうか?
SIBOとは?症状、原因、そして効果的な対策について
小腸内細菌増殖症(SIBO)とは、本来少量しか存在しないはずの小腸内に、過剰な細菌が増殖してしまう状態を指します。
通常、細菌は大腸に多く存在し、消化を助ける働きをしていますが、小腸での細菌の過剰増殖は消化や栄養吸収を妨げ、さまざまな不調を引き起こします。
本記事では、SIBOの症状や原因、効果的な対策について解説します!
SIBOの症状
SIBOによる主な症状には以下のようなものがあります:
- 腹部膨満感:ガスの生成が増えることで、膨満感や不快感を感じやすくなります。
- 下痢や便秘:腸内環境が乱れることで、便秘や下痢、もしくはその両方が交互に発生することがあります。
- 栄養吸収障害:ビタミンB12や鉄、脂溶性ビタミンなどの栄養素の吸収が妨げられ、貧血や疲労感、体重減少を引き起こすことがあります。
- 腹痛や不快感:腸の炎症や刺激により、腹痛や胃の不快感が生じることがあります。
SIBOの原因
SIBOは様々な要因で引き起こされることがわかっています。以下が主な原因です:
- 腸の動きの低下:小腸のぜん動運動(内容物を前進させる動き)が低下することで、細菌が溜まりやすくなります。消化管の動きが遅くなる疾患(例:糖尿病による胃腸の神経障害)や長期間の便秘が影響を与えることがあります。
- 腸の構造異常:手術などにより小腸に癒着や狭窄が生じると、細菌が停滞しやすくなります。
- 免疫力の低下:免疫力が低下することで、腸内のバランスが崩れ、細菌が過剰に増殖することがあります。
- 胃酸の低下:胃酸は食べ物と共に入ってくる細菌を抑制しますが、胃酸が少ないと細菌が増えやすくなります。
SIBOの対策と治療方法
SIBOの対策には、生活習慣の改善や治療薬、食事療法などが含まれます。以下が主な対策です:
- 食事療法(低FODMAP食):FODMAPとは、小腸で吸収されにくい炭水化物の総称で、これを制限することで症状が軽減することがあります。特に発酵性の高い食品を避けることでガスの生成を抑えることが期待されます。
- 抗生物質療法:リファキシミンなどの抗生物質を短期間使用することで、過剰に増殖した細菌を抑制する治療法があります。ただし、自己判断での使用は避け、医師の指導の下で行うことが重要です。
- プロバイオティクス:腸内環境を整えるために、乳酸菌やビフィズス菌を含むプロバイオティクスの摂取が役立つ場合があります。ただし、場合によっては逆効果となることもあるため、専門家のアドバイスを受けることが望ましいです。
- 生活習慣の改善:食事をゆっくりと噛んで食べる、規則正しい生活を心がける、ストレスを軽減するなど、腸の働きを整えるための生活習慣の見直しも効果的です。
まとめ
SIBOは、腸内のバランスが崩れることで発生する不快な症状ですが、適切な対策と治療で改善が可能です。
腹部の膨満感や下痢・便秘が続く場合は、早めに専門家に相談し、適切な対応を取ることが大切です。
健康な腸を保ち、快適な日常生活を取り戻しましょう。
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