お知らせ・ブログ
NEWS & BLOG

脂肪燃焼の基本!

こんにちは!BEYOND熊本店です🔥

脂肪を減らしたい!けどそもそも脂肪をどうやって減るの?

こんな疑問を今回は徹底的に解説していきます!

1. 脂肪とは何か?エネルギーの貯蔵庫としての役割

まず、脂肪(脂質)は、主に中性脂肪(トリグリセリド)という形で体内に蓄えられています。これらは主に以下の場所に存在します。

  • 皮下脂肪(皮膚の下にある脂肪)

  • 内臓脂肪(腹腔内の臓器周辺にある脂肪)

  • 筋肉間脂肪(インターミッショナルファット)

脂肪1gあたりのエネルギーは約9kcal。これは糖質やタンパク質(それぞれ4kcal/g)に比べて非常に高効率なエネルギー源です。


2. 脂肪燃焼のステップ:3つの主要プロセス

脂肪燃焼は、以下の3つの大きなステップで構成されます。

① 脂肪の動員

脂肪細胞に蓄えられているトリグリセリドが、ホルモン感受性リパーゼ(HSL)の作用によって分解されますこのプロセスで、グリセロールと遊離脂肪酸に分解され、血中に放出されます。

※このプロセスは、以下のホルモンによって活性化されます:

  • アドレナリン・ノルアドレナリン(交感神経刺激)

  • グルカゴン

  • 成長ホルモン

逆に、インスリンはこのプロセスを抑制します。


② 脂肪酸の輸送と取り込み

血中に放出された遊離脂肪酸(FFA)は、アルブミンというタンパク質に結合して運ばれ、エネルギー需要のある筋肉細胞へと届けられます。
細胞膜を通過すると、ミトコンドリアへと取り込まれます。このときカルニチンシャトル機構が重要な役割を果たします。


③ β酸化とATP生成(酸化的リン酸化)

ミトコンドリア内で遊離脂肪酸はβ酸化を受け、アセチルCoAに変換されます。これがクエン酸回路(TCAサイクル)に入り、最終的に電子伝達系を通じてATP(エネルギー通貨)を産生します。

このプロセスが、いわゆる「脂肪が燃えている」状態なのです。


3. 脂肪燃焼を促す要因

・有酸素運動

ジョギング、サイクリング、ウォーキングなどの中〜低強度の持続的運動は、脂肪酸の動員と酸化を促します。運動開始20分以降に脂肪燃焼が活発になるといわれるのは、エネルギー源として脂肪酸の利用が増えるからです。

・空腹時の運動

インスリン値が低い状態ではHSLの活性が高く、脂肪の動員が起こりやすいです。ただし、筋肉の分解も起こりうるため、注意が必要です。

・食事管理(糖質制限など)

糖質が不足すると、体は代替エネルギー源として脂肪を優先的に使おうとします。これが「ケトーシス(ケトン体代謝)」の基本的なメカニズムです。


4. 脂肪燃焼が効率よく起こらない原因

  • インスリン値が常に高い(高GI食品の過剰摂取)

  • 運動不足(ミトコンドリアの機能低下)

  • 筋肉量の低下(基礎代謝の低下)

  • 睡眠不足や慢性ストレス(コルチゾールの増加)


5. 脂肪燃焼を科学的に高める方法まとめ

方法 理由・効果
有酸素運動 脂肪酸の酸化を促進
筋トレ 筋肉量増加→基礎代謝UP
食事管理 インスリン抑制→脂肪動員UP
睡眠・休息 ホルモンバランス維持

まとめ:脂肪は科学で落とす時代へ

脂肪燃焼は、「単に動けば燃える」という単純な話ではなく、ホルモン・代謝・運動・栄養の相互作用によって成り立っています。
正しい知識を持って行動することで、効率的に脂肪を落とすことが可能です。

科学的に痩せる=体の仕組みを理解すること。
ダイエットもボディメイクも、「知ること」から始まります!


BEYOND熊本店

📞096-200-7235

営業時間:10:00~22:00(最終受付21:00)

体験トレーニングのお申し込みは公式LINEも受け付けておりますので、ぜひお待ちしております✨

公式LINE:https://lin.ee/nqM1HcL