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耐糖能?ダイエットに重要な意外な知識

こんにちは!BEYOND熊本店です!

今日のテーマは「耐糖能(耐糖能障害)」についてです。最近、糖質に関する問題が注目される中で、耐糖能の重要性も高まっています。

今回は、この耐糖能がどういうものか、そしてトレーニングや食事面でどのようにアプローチすれば良いのかを詳しく解説していきます。

1. 耐糖能とは?

耐糖能とは、体が糖質を効率よく処理できる能力のことです。血糖値が上昇したとき、膵臓から分泌されるインスリンが働き、糖を細胞に取り込ませ、

エネルギーとして使用するか、または肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えることで血糖値を正常に保つ仕組みです。

しかし、この「耐糖能」が低下すると、糖を処理する能力が弱くなり、血糖値が高い状態が続くことがあります。これが「耐糖能障害」と呼ばれる状態です。

耐糖能障害は、糖尿病の前段階とされ、生活習慣病を予防するためには、早期に気づいて改善することが重要です。

2. 耐糖能障害の兆候とリスク

耐糖能障害にはいくつかの兆候があるものの、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、定期的な健康診断で血糖値をチェックすることが重要です。

血糖値が高くなると、以下のようなリスクが伴います:

  • 糖尿病: 耐糖能が悪化すると、最終的に2型糖尿病に進行する可能性があります。
  • 肥満: 糖が効率的に処理できないため、余剰のエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。
  • 心血管疾患: 高血糖が続くと、動脈硬化を引き起こす原因となり、心疾患や脳卒中のリスクが高まります。
  • 代謝異常: 血糖の不安定さが内分泌系やホルモンバランスに影響を与え、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

3. 耐糖能を改善するための食事と運動

では、耐糖能を改善するためにどのようなアプローチが必要なのでしょうか?ここでは食事と運動の2つの観点から解説します。

食事の改善

      1.低GI食品を選ぶ GI(グリセミック・インデックス)は、食品が血糖値に与える影響を示す指標です。高GIの食品は急激に血糖値を上昇させるため、耐糖能が低下している場合は避けた方が良いでしょう。

低GIの食品(例えば、全粒粉のパン、野菜、豆類、果物など)を選ぶことで、血糖値の上昇を抑えることができます。

      2.食物繊維を豊富に摂る 食物繊維は血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあり、腸内環境を整えるためにも重要です。特に不溶性食物繊維(全粒穀物や野菜)を意識して摂るようにしましょう。

      3.良質な脂質を摂る オメガ-3脂肪酸やモノ不飽和脂肪酸を含む食品(例:アボカド、オリーブオイル、ナッツ類など)は、インスリン感受性を高める効果があります。

反対に、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸の多い食品(例:揚げ物や加工食品)は、インスリンの働きを悪化させる可能性があるため避けた方が良いでしょう。

      4.過剰な糖質摂取を避ける 甘い飲み物やお菓子は、血糖値を急上昇させるため、できるだけ控えるようにしましょう。

また、白米や白パンなど、精製された炭水化物も血糖値を急激に上げやすいので、玄米や全粒粉パンに切り替えることをおすすめします。

運動によるアプローチ

  1. 有酸素運動を取り入れる ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は、インスリン感受性を向上させ、血糖の処理を助ける役割を果たします。週に3~5回、30分以上の運動を目安に取り入れましょう。
  2. 筋力トレーニングを行う 筋力トレーニング(ウェイトトレーニング)は、筋肉量を増やし、筋肉が糖をより効率的に取り込むことを助けます。筋肉量が増えると基礎代謝も向上し、長期的に体脂肪を減らす効果も期待できます。
  3. 運動後の回復期を大切にする 運動後の栄養補給は重要です。特にタンパク質と炭水化物を適切な比率で摂取することで、筋肉の回復をサポートし、血糖値の安定にも寄与します。

4. 日常的なチェックと予防の重要性

耐糖能が低下している段階では、血糖値や体調に不調が現れることが少ないため、普段から食事と運動を意識的に管理することが予防につながります。

体重管理や定期的な健康診断を通じて、血糖値のモニタリングを行い、早期発見・早期改善を目指しましょう。

また、ストレスも耐糖能に影響を与えることがあります。過度なストレスは血糖値を上昇させ、インスリンの働きを妨げることがあるため、リラクゼーションや睡眠の質を改善することも大切です。

5. まとめ

耐糖能を改善するためには、食事や運動をバランスよく取り入れることが不可欠です。

食事では低GI食品を選び、食物繊維や良質な脂質を積極的に摂ること、運動では有酸素運動と筋力トレーニングを取り入れてインスリン感受性を高めましょう。

これらの取り組みを継続することで、耐糖能を改善し、健康的な体を維持することができます。

皆さんも日々の生活に取り入れて、健康管理をしっかり行っていきましょう!次回も、役立つトレーニングや栄養に関する情報をお届けするので、ぜひチェックしてくださいね。

では、また!

 

 


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